sitateru tech blog: 多言語化

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シタテルの技術やエンジニアの取り組みを紹介するテックブログです。

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2019年2月27日水曜日

シタテルウェブサイトの多言語化

2月 27, 2019

こんにちは!
シタテル株式会社CTOの和泉です。

シタテルのウェブページはWordpressで運用されています。

https://sitateru.com/

なんと!今後の世界展開(あるのか!?)を目指して多言語化を行いました!!

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多言語化するにあたってプラグインなど色々と調査した結果Polylangというプラグインがとても使いやすかったので紹介します。

Polylang

どんなプラグイン?

Wordpressウェブサイトの多言語化をサポートしてくれるプラグインです。

機能としては

  • ポストやページ、メディア、カテゴリ、タグ、メニュー、ウィジェットなどの翻訳
  • urlによる言語の切り替え
  • 言語切り替え機能がウィジェットやナビゲーションメニュー
  • プログラムによる言語判定
    などなど。

自動翻訳を組み込むこともできるようになっていますが、今回はすべて手動で翻訳しました。

軽く使い方

インストールはプラグインメニューから新規追加で行なえます。

images/image-3.png

が、今回はProバージョンの機能を使いたかったので、Polylangのウェブサイトからライセンスを購入し、Proバージョンのバイナリを入手して、圧縮ファイルをアップロードする形でインストールしました。

Proバージョンだと言語間でURL末尾が同じものにできるなどの追加機能があります。
ウェブサイトで使用しているJavascriptのライブラリの都合でこれが必須だったのでライセンス購入しました。

プラグインをアクティベートすると、メニューに「languages」が追加されます。

images/image-2.png

詳しい設定の仕方はこちらを参考にさせていただきました。わかりやすい!

多言語対応化WordPressプラグインならPolylangが秀逸!その特徴と使い方

Custom post type

独自の投稿テンプレートを使えるようにする「Custom post type UI」というプラグインを使っているのですが、Polylangはこれにも対応してくれています。素晴らしい!

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PolylangのAPI

ページなどWordpressの機能で作られている部分は設定画面から多言語化できるのですが、シタテルのサイトではヘッダーなどテンプレートにPHPでゴリッと記載している部分もありました。その辺りはPolylangのAPIを使って言語による切り替えなどを実装することで実現できます。

PolylangのAPI

こういうのがしっかり揃っているところも、このプラグインの素晴らしいところですね。

まとめ

ということで、いくつかの候補の中からこれを選んで正解だった気がします。

今回はサービスページの英語対応をしましたが、ユーザー登録やログイン後はまだ日本語のみですので、引き続き多言語化をすすめていきます!世界中で衣服生産のプラットフォームとして、皆さんに価値が提供できるようにがんばります。ご期待ください!

2018年12月28日金曜日

WOVNさんのオフィスに遊びに行ってみた!

12月 28, 2018

こんにちは!
シタテル株式会社CTOの和泉です。

WOVNさんのオフィスに遊びに行ってみた!

https://wovn.io/

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WOVNはウェブページなどの多言語化ソリューションを提供している企業です。自社のホームページを多言語化しようと思うと何かと考えないといけないことが多くて大変なのですが、WOVNは特許を持つ技術なども組み合わせてスマートに解決するソリューションを提供しています。

先日、CTOのジェフさんにお会いして、遊びに行かせてください!と押しかけました。最近オフィスに押しかけるのが小さなマイブーム。

オフィス

第一印象。ピザパーティーができそう!

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写真のセンスがなさすぎて申し訳ないぐらい伝わらないのですが、、、

写っている場所は中央にあるフリーアドレスの 執務スペースです。この両側にも執務スペースがあり、そこはオフィススタイルにテーブルが並んでいます。

左下のテーブルにお菓子がありますね。
気になって横に振り向くと、、、

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社内セルフコンビニ!!
頭使うと糖分が欲しくなったりするのでこれは嬉しい。

僕は食べ過ぎるタイプなのでご利用は計画的にしないといけなくなりそうですが。

多言語化をサポートしている企業ですので、社員にも外国籍出身の方が多くおられます。

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クリスマスツリーもしっかりと飾ってありました

教えてもらったこと

WOVNが提供するサービスについて、営業の長谷川さんにいろいろと教えてもらいました。

まず冒頭にも紹介したとおり、ウェブページの多言語化をクラウド上で一元管理しながら行えるツール群を提供してくれています。

このツール群がスグレモノで、ページの文章を抜き出して翻訳しやすい単位に分割してくれたり、HTMLのタグで分断されている文字列を再構成してくれたりします。分割した文字列は機械翻訳で一括翻訳。もちろん翻訳を独自に修正することも出来ます。また、企業独自の 言葉を優先的に翻訳する辞書の定義もできます。

ページへの組み込みは、Javascriptで動的に 他の言語に書き換える方法だけでなく、検索エンジン最適化(SEO)ができる形で言語ごとのプラグインも提供されていて、ユーザーのニーズに合わせた方法が選べるようになっています。不勉強で知らなかったのですが、実はネイティブアプリにも対応しています。そしてそれらは全てクラウド上の単一リソースとして管理できる。素晴らしい!

そしてそして、単にツールを提供してくれるだけではなく、実は人手による翻訳もツールに統合された形で簡単に依頼できるようになっています。翻訳会社を探して対訳表のエクセルを作ってといった煩雑な作業が無くなるのはすごく嬉しい !

気になるお値段

価格についても教えていただきました。

今は基本的には固定の値段表は無く、使用するサイトの規模感に合わせて見積もりをする形を取られているとのこと。スタートアップで資金に不安がある場合は、こういうふうな使い方すると費用が抑えられますよとか、アドバイスまでしてくれる親切対応。

実はシタテルでもリアルに導入を検討しているのでとても参考になりました。

まとめ

機能から詳しい使い方、金額感までとても詳しく教えていただきました。
訪問ブログの公開もご快諾いただけて感謝感謝。

冒頭に紹介したCTOのジェフさんを始め国外の方も多くおられのも理由かなと思うのですが、
やはり インターナショナルでオープンな雰囲気のあるオフィスでした。

シタテルのウェブページが多言語対応する日も近いかも!
(自分やれっていう戒め)

繰り返しになりますが、ご対応いただいたジェフさん、長谷川さん、ありがとうございました!!