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2019年4月8日月曜日

地方活性化のイベントに参加してきました

4月 08, 2019
こんにちは、シタテルの藤本です。
イベントの参加のために久しぶりに東京に行きましたが、渋谷駅から出られなくなりそうになりました。
あらためてお上りさんには厳しい街であることを実感しました。



先日「スマホで見つける地方のしごと」というシンポジウムにパネラーとして
参加させていただきました。

内容を簡潔にすると「首都圏での離職と地方へUIJターンを希望する方と地方企業の
マッチングを進めて地方を活性化していこう」というイベントでした。

200名以上の方が参加され、各者の熱いプレゼンもありここから少しづつ
地方へ人材が広がっていってくれるのではないかと感じることができたイベントでした。

そんなイベントについて簡単にレポートしてみたいと思います

プレゼンター、パネラー

プレゼンター、パネラーとして以下の方々が参加されていました。

  • 求人サイト運営企業
  • 地方自治体
  • 商工会議所
  • 地方への移住者(Uターン)

イベントの大まかな流れ

以下の内容で2時間ほどのイベントでした。

  1. 厚生労働省からの本取組みにおける施策のついての説明
  2. 求人サイト運営企業からのプレゼン
  3. 地方自治体、商工会議所、移住者からのプレゼン
  4. パネルディスカッション

各者の主張について

各者の主張について個人的に印象的だったことについて書いていきます。

求人サイト運営企業

求人サイト運営企業の方からのプレゼンで印象に残ったのは以下の2点でした


  • 転職は孤独であり寄り添うことに注力したい
  • 転職は一般的になっている

転職は孤独であり寄り添うことに注力したい

転職にする時は非常に多くの「不安」と戦うことになると思いますが共有・共感者が少ないといった問題があり、そこに「賛成」と後押しすることで生き方を一緒に考えていこうといったものでした。

個人的には人材の流動性が高まることはいいことだと思っているので求人サイト側がこういったことを考えていただけるとありがたいなと思いました。

ちなみに弊社のBaseValueの一つに「よりそう」と言葉が定義されており、大きく以下の3つで構成されています。

  • リスペクトする
  • 声を聴く
  • 感動を与える
詳細が気になった方は以下を参照いただけると嬉しいです。

シタテルの目指す未来|シタテル株式会社

転職は一般的になっている

転職をポジティブに捉えているのは全世代で5割以上となっているということでした。
プレゼンターの方の言葉ですと「ポジティブ、ネガティブというより転職は一般化してきている」といわれていることがとても印象的でした。

地方自治体・商工会議所

地方自治体・商工会議所でも地方企業の魅力や人材育成・確保に向けた種々の取り組みを
されているのがすごく伝わってくるプレゼンでした。
印象的だったのは以下の3つです。

  • 人材育成・確保に向けた種々の取り組みをされている
  • コメリは新潟の上場企業だった
  • 地域資源を生かしたビジネスを展開

人材育成に向けた種々の取り組みをされている

小型ロケットの製造から打ち上げを通じた技術者の育成を行なっており、実際にロケットの打ち上げを成功されている地方がありました。

企業の枠を超えた技術者の連携や情報交換、人脈の育成などを推進されているとのことで地方を活性化していくために技術を磨いていくことは大切だなと感じました。

またUターンを促進するために東京からの無料のバスを出していたり、子供の時からものづくりフェアを実施して小学生に体験し興味を持ってもらい、ものづくりの楽しさを感じてさらに地元企業への魅力に気づいてもらうなどの取り組みをされていることも印象的でした。

コメリは新潟の上場企業だった

家の近くにコメリというホームセンターがあり、品揃えもよく安いのでよく利用させてもらっています。

その企業が新潟の三条市発祥の企業でしかも上場しているのは知りませんでした。
さらに三条市には上場しており本社をおいている企業が多くあり、人口1人あたりの上場企業数は東京、大阪についで3位とのことです。

地域資源を生かしたビジネスを展開

「もくロック」というブロックの木製玩具があるのですがこれの原材料となっているのが
地元の金属加工目メーカーが生み出しものということでした。
地元の資源を使い、地元の企業が新たなビジネスを生み出すということは素晴らしいなと思い印象的でした。

地方への移住者

広島への移住者の方でまちづくりのコンサルタントを行われている方でした。
非常に広島への熱い気持ちを持っている方で印象的だったのは以下の2点です。

  • 経営者との距離が近くなった
  • 「自分がいなくても回る」から「自分がいるから回る」

経営者との距離が近くなった

頻繁に経営者と面と向かって話す機会があり東京にいる時にはなかったことであるということでした。

「自分がいなくても回る」から「自分がいるから回る」

東京よりも人口が少なくなるので自分の役割や影響の割合が多くなるため、自分を必要とされる、頼られることが強く感じられるようになったということでした。

ぜひシタテルへ!

弊社シタテルですが本社は熊本にあります。
私も東京で13年程働いておりましたが2018年より熊本へUターンしてシタテルで働いております。

転職についての不安は色々とありましたが1つだけ挙げるとすると
前職ではほとんど管理業務を行なっており、実務でのプログラミングは5年以上していない状態でした。

そんな状態でどこまでやくに立てるか不安では、転職してまずは1年やってこれることができました。
まだまだ未熟で周りに迷惑をかけてはいますがシタテルのエンジニアの方はみんな教えたがりで優しく、わからないことがあり聞いたら、進んで色々と教えてくれるのでいつも助かっています。

私のように少しプログラムから離れてしまったがまた現場に戻りたいと考えている方もいるのではないかと思いますので、もし首都圏にて「また現場でプログラミングをしたい」、「いろんな技術に触れたい」という方、かつ「地方へ移住してみたい」という方がいらしたぜひシタテルへお話を聞きにいらしてください!

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少しだけ熊本の風景を

参加したイベント時に使用した風景写真です、熊本には自然が多く、いろんな風景を楽しむことができます。

近くの公園で桜満開になった時


家族でよく出かける天草の海