2018年11月9日金曜日
マイオペレーター開発のために「価値マップ」つくりました!
こんにちは!シタテル株式会社UI/UXデザイナーの田仲です。
私はマイオペレーター(以下、マイオペ)という縫製工場の生産管理者向けのシステムを担当しています。マイオペでは人間中心デザインを取り入れることに挑戦しています。
マイオペの開発メンバーは熊本にエンジニア2名、東京にデザイナー1名と場所が別れているのですが、先月熊本で集まることができたのでいくつかワークショップを開催しました。
日頃より縫製工場の生産管理者に、感想などをヒアリングしたものがあったので、価値マップを作成しました。
『価値マップ』
①KAカード作成
インタビューで気になったユーザーの行動を「出来事」として抜き出し、出来事を元に「ユーザーの心の声」を出します。そして、「価値」を導き出していきます。ネガティブな意見(「〜ができていない」など)は、ポジティブな価値に変換して、「未充足」として取り扱います。
②KJ法(親和図法)
次に、KJ法でKAカードを分類していきます。話し合いながら関連していることや、ストーリーを線や矢印でつないでいきます。
③調査からの気付き&現状、提案に向けた着眼点をまとめる
データに基づいた分析ができずにいたので、今回はいいきっかけになったとおもいます。
使用したヒアリング結果は10分程度で軽く聞いたものだったこともありまだ内容としては薄いため、これからはもう少し踏み込んで計画に基づくインタビューを行い、再度価値を模索していきたいですね。
この価値マップ作成後、別の調査データと合わせて、新たなペルソナもつくりました。次回は、アイデア出し、コンセプト作成まで一通りやってみようと考えています。
参加したメンバーの感想
建山
とても思考の整理になったのと、チームで共通認識、課題に向かっている感じが強化された気がしてとてもやってよかったと思います。
ワークショップでしようするインタビュー等のインプット情報の質をもっと高くして、適切なタイミングで引き続き、実施してみたいと思いました。
木村
リリース後、1〜2, 3 と進んでいくにあたり、良いタイミングで仮説の整理が出来たと思います。今後プロダクトが成長していく上で、良いサイクルが生み出せるのではないかと感じています。
最後に
マイオペの開発チームではユーザー目線が根付くための取り組みや、「誰のためになぜ作るのか」という点を考える時間を大切にしています。 業務に追われてなかなかまとまった時間が取れないので、今回のようなワークショップで定期的に分析などをしていけたらと思います。