コンシェルジュ向けシステム - Sitateru Control System(SCS)
こんにちは!シタテル株式会社CTOの和泉です。
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シタテルのシステムを紹介する記事第2回。今回はコンシェルジュ向けのシステム「Sitateru Control System(SCS)」をご紹介します。
SCSはユーザーとシタテル、サプライヤーの間のストック情報(決まったことやデータ)やフロー情報(チャットなどでやり取りされるコミュニケーション)の橋渡しをしているシステムで、シタテルのいわば基幹システムです。
SCSの構成
SCSは主にトピック画面とアイテム画面で構成されています。- トピック画面 - コンシェルジュがユーザーとサプライヤー、それぞれとやりとりしているメッセージをトピックごとに管理している画面(フロー情報の管理)
- アイテム画面 - 製作アイテムについて、アイテムごとに情報を管理している画面(ストック情報の管理)

トピック画面
コンシェルジュがユーザーやサプライヤーとメッセージのやりとりを行う画面がです。トピックはクライアント(この画面ではユーザーのことをそう呼びます)とサプライヤーに分かれていて、下の画面はクライアントを絞り込んで表示した状態です。やりとりをしているクライアントごとのトピックが並んでいます。
ここからトピックの個別画面を開いてメッセージの確認、送信ができます。また、個別画面ではそのトピックの参加者、話しているアイテムなどの情報も表示されます。ここからユーザーやアイテムの情報ページに飛んで確認することもできます。

メッセージはこの個別ページに時系列順に全て表示されています。チャットのようにこのページでメッセージを書いて投稿するという形になっています。もちろんファイルも添付できます。

アイテム画面
トピックでやりとりをして決まったアイテムの具体的な内容は、コンシェルジュがアイテム画面に入力し ます。アイテム画面には「概要」と「相談〜概算見積もり」「サンプル作成」「本生産」の3つの工程のボックスがあります。工程のボックスは任意に増やすことができます。(セカンドサンプルや 量産リピートなど)概要

概要にはアイテムの基本的な情報を入力します。トピックでのやりとりを通じて工程が進むと 対応するボックスを作成します。

「相談〜概算見積もり」ボックス
ユーザーからの相談を受けると「相談〜概算見積もり」ボックスを作成します。アイテムについての相談内容を、具体的な情報に落としていきます。
アイテム画面では関連するトピックを同時に確認できるようになっています。フロー情報とストック情報を1画面で確認できるようにすることで 正確で効率の良いコミュニケーションを実現しています。
「サンプル作成」ボックス
具体的なアイテムの内容が決まったら、次は「サンプル作成」ボックスです。サンプル作成に必要な情報を入力します。この情報はサプライヤー向けのシステムであるマイオペレーターを通じてリアルタイムに共有されます。
上記ボックスに 1stサンプル作成とナンバリングされているように、「サンプル作成」ボックスは複数作れます。ユーザーの満足いくサンプル品が完成するまで、何個でもボックスは作成できますし、実際にサンプル品を作成することも出来ます。もちろん、その分のお代は発生しますが、、、


「本生産」ボックス
サンプルが完成したら次は本生産です。「本生産 」ボックスも「サンプル作成」ボックスと同じように何個でも作れます。再発注が行われる度に、ここで「本生産」ボックスが作成され、サプライヤーへと情報が送信されます。
「本生産」ボックスで発注された内容に基づいてサプライヤーが生産し、完成品をユーザーに納品することでアイテム作成の1サイクルが完了します。

まとめ
今回はSCSをトピック画面とアイテム画面に分けてご紹介しました。SCS (特にアイテム画面のボックス)を通じて、シタテルのアイテム作成の具体的な流れがご理解頂けたかと思います。ユーザーと相談 → サンプル作成 → 本生産が基本的な流れです。
実は、他にも原価計算や裁断報告など ご紹介できていない機能もたくさんあります。また毎週のようにどんどん機能追加されています。 随時このブログで紹介していきます!
次回は、衣服の相談を行うユーザー向けのシステムである「マイアトリエ」についてです。
お楽しみに!