オンライン衣服生産システム[第4回] - マイオペレーター|sitateru tech blog

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2018年11月24日土曜日

オンライン衣服生産システム[第4回] - マイオペレーター

縫製工場向けシステム - マイオペレーター

こんにちは!
シタテル株式会社CTOの和泉です。

シタテルのシステム紹介4回目。

第2回までにマイアトリエを使ってユーザーが衣服生産をリクエストし、SCSでコンシェルジ内容を管理することを紹介しました。

今回はついに、実際に衣服を作る縫製工場のための生産管理システム、マイオペレータについてご紹介します。

アイテムの生産管理

マイオペレーターはシタテルと取引をしていただいている縫製工場向けに無料で提供しています。一般的なウェブブラウザやスマートフォンで使えます。

下の図が、マイオペレータにログインした後のトップ画面です。

進行中の生産アイテムの一覧が表示されています。この一覧からそれぞれのアイテムの生産管理ページへと飛べます。
一件、アイテム生産ページを表示して内容を見てみましょう。

注目して欲しいのは左上のタブ、それとメッセージの表示画面です。マイアトリエやSCSと同じように、このマイオペレータでもアイテムの詳細な情報を閲覧しながら、コンシェルジュに簡単にメッセージを送信できます。
左上のタブは切り替えることで、アイテムの生産工程ごとの情報を表示されます。

この左上のタブの名前、見覚えがありませんか?
SCSでご紹介した"ボックス"について、皆さん覚えているでしょうか?

お気付きの通り、SCSのボックスとマイオペレータのタブは連動しています。

SCSで[概要〜見積もり]ボックスが作られれば、マイオペレータで[相談]タブが作成され、
SCSで[サンプル作成ボックス]が作られれば、マイオペレータでは[サンプル]タブが作成されます

このように連動して、SCSで入力された情報がマイオペレータで連携・表示されています。



スケジュールや発注仕様書、工賃など、衣服生産に必要な情報はこのタブを切り替えながら一通り確認できます。その他細かい部分はメッセージのやりとりで簡単にコンシェルジュに相談可能です。
随時この画面に情報が反映され、またサプライヤー側でも進捗を入力することで、アイテムの生産管理が行えます。

工場全体のスケジュール管理

1つずつのアイテムの生産管理画面に加えて、それらをまとめて管理するカレンダー機能も用意してあります。

カレンダーを使えば、全てのアイテムで予定されている期日についてカレンダー形式で表示して工場全体のスケジュールを見られます。

稼働状況通知機能

縫製工場には繁忙期と閑散期があります。突然依頼が入ってくることも珍しくありません。

画面から月ごとの稼働状況を選択すると、コンシェルジュにメッセージが送られます。直近の稼働状況を事前にここから連絡しておくだけで、シタテル側に繁閑を伝えることができます。簡単に受注相談を調整できます。

トーク

トーク機能ではアイテムを限定せずにスケジュールの調整やその他全体的な(雑な言い方をするなら”ざっくばらん”に、”どんなことでも”)やりとりを行うことが出来ます。システムの改善要求などをトークで教えてくださる工場もあり、とても助かっています。

まとめ

今回の記事でシタテルのシステム紹介は一旦終わりですが、シタテルではシステムの開発・改修を日々行なっています。

このシリーズ記事を書いている間にもSCSと外部ビジネスツールとの連携や工場向けのマイオペマガジンの実装がされました。これからも追加機能がどんどんリリースされます。

引き続き紹介していきますのでお楽しみに!

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